2015年10月30日

秋の施肥

平成27年10月30日(金)天気:晴れ 午前5時30分起床

朝、日の出前に自宅を出て、富士吉田のJAクレイン吉田支所にもみ殻をいただきに行ってきました。
コンバイン袋に40袋ありました。

秋の施肥は、9月の収穫後、鶏ふん(今年は10aあたり6袋)から始まって、現在、第二段階の真っ最中です。
内容としては、牛ふん堆肥(富士河口湖町産)を10aあたり1トン、もみ殻(富士北麓地域産)10aあたり軽トラ1台、ALGA(カナダ産の海藻肥料)を10aあたり2袋、糠を10aあたり2袋ずつ、撒いております。

もみ殻
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・土壌物理性の改善目的

牛ふん堆肥
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・腐食の供給&物理性の改善

ALGA(海藻肥料)
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・ホウ素、マンガン等の微量要素の補充並びにアミノ酸類の供給

ALGAの含有成分
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土壌分析結果(一宮白桃)
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9月に実施した土壌分析の結果を見ると、全体的に高PH(7.0を越えている)、石灰・カリウム・リン酸過剰の傾向が見られます。
高PH&石灰過剰は、昔から「肥料と言えば石灰」といった感じで十年一日のごとく毎年同じように施肥をやってきた結果であろうと推測されますし、リン酸・カリ過剰は、10aあたり1トンも撒いている含有成分のよく分からない牛ふん堆肥の影響であろうと考えられます。

石灰については、ここ5年くらいは施肥していないのですが、なかなか減ってくれません。しかし、以前ほど土壌分析で異常値が出ないようには改善してきております。
PHについては、7.0以上の畑については、矯正のために粉末硫黄を10aあたり25kg撒いて、6.9以下に下がるように努力しているところです。
また、土壌の物理性改善のために大量に投入してきた牛ふん堆肥ですが、ここ数年の土壌分析結果を見ると、どうやら過剰投入であることが明らかなようです。今年はすでに撒いてしまったので仕方がありませんが、来年からは、別の方法で物理性の改善を図りたいと考えております。

何にしても1年経過してからまた土壌分析してみないことには効果が分かりませんので、長い目で見ながら、少しずつ改善していって、品質の良い果実ができるように頑張っていきたいと思ってます。

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posted by ももたろう at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 農作業日誌

2015年10月17日

日果輪 研修旅行

平成27年10月17日(土)天気:雨

15,16日と若手農家の集まり「日果輪」の研修旅行に行ってきました。
一日目は、農業ワールド2015の見学、
二日目は、農薬製造メーカーである日本曹達小田原研究所の視察と一夜城 Yoroizuka Farmの視察。
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特段、事前準備もなく行ったので、勉強不足は否めない研修となってしまいましたが、収穫はありました。
有機農業とか、低農薬・減農薬がうたわれだして久しいですが、一般の主婦と専門家の間の癌の原因に関する認識ギャップは印象に残りました。⇒「図2. がんの原因として考えている要因」
主婦は、「食品添加物」「農薬」「タバコ」が原因と考えているのに対して、専門家である癌の疫学者は「ふつうの食べ物」「タバコ」「ウィルス」が上位3つの要因としている。
これは、考えさせられましたねぇ。
私としては、ソモソモ論ですが、日本人は世界一長寿なわけですから、普段の食べ物について、それほど神経質になる必要はなくて、むしろ長生きするリスクをもっと考えるべきだとは思ってたところです。
しかしながら、果樹生産・販売者として考えなければならないのは、こうした一般消費者と専門家との認識ギャップをどうやれば埋めていくことが出来るか?ということです。
マーケットオリエンテッドの立場からすると一般消費者に目を向けないわけには行きませんからねぇ。
「安全・安心」なんてキャッチフレーズをよく目・耳にしますが、消費者的な立場に立てば、そっちの意見に耳を傾けたくなりますからねぇ。
まぁとりあえずは、「ポジティブリストに準拠した防除をする。」という平凡な結論になるような気がいたします。

小田原漁港
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posted by ももたろう at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感